メニュー
2014.4.29 「どんぶら〜が語る」
どんぶら〜

リリーどんと、ピエールどんの「凶悪」


こんにちは。

どんぶらだっぺ。

ダウンロード

「凶悪」観たよ。

 

いやー、まずね、サブカル界のダラしないを徹底してきたオジサン王子のツインタワーが
共演しているというのに、本当にちゃんと「怖い」ってことだっぺ。
リリーさん、こえーよ。

riri3

 

瀧さん、こわいよー。

3-c4a46

山田孝之さんも、実直に自分の正義を貫く姿勢が
実は世論を隠れ蓑に自分の欲求を満たしていることと大差ない構造に葛藤する姿を好演しているべ。
そして、これ実話だってのがすごいよね。
新潮社で本当にあったんだって、詳しくはここ

相変わらず、おそるおそるネタバレ調に書きますが
保険金が掛かったご老体にお酒をガバガバ飲ませて殺しちゃうシーンとか、
レイプして覚せい剤射って殺しちゃうとか、縛って川に落として殺しちゃうとか、
ウシジマ先輩級な極悪描写もあるんだけんども、この映画の本当に怖いところって、
地方経済の暗部がメチャクチャ露骨に出てるところだっぺ。
ここが本当にリアル。

taki

 

インフラストラクチャな事業を席巻することが
何よりも安定的に利益と尊敬を得ることが出来る日本の「地方」。
「地方」のビジネスマンって呼ばれる人はITやらグローバルやらなんかどうでもよくって、
その土地に関わる利権を操れる人のことを言うんだっぺ。
この構造って本当に変わってないと思うべ。

映画では、そのビジネスマンが「先生」って呼ばれているんだよね。

riri2
リリーさんが、先生でした。

この「先生」って、呼び方は、の本当に怖いべ。
これは、師弟間に発生する尊敬からの「先生」ではないべ。

考える事を諦めた人が、「あなたに従属するから私にも利益を分配してくれ」という
まさに尊厳と利益の交換価値に合意するから発せられる「先生」なんだっぺ。
だから、映画中の被害者の家族はみんな「合意した≒魂を売った」の呵責から
「しょうがなかった」から事を荒らげないでほしい、という帰結を望むべ。
酷い目に合ったのに耐え忍ぶ美学みたいなのって大体同じような構造だと思うべ。

これは「稼ぎ方の選択肢が少ない」ということだと思うんだよね、
都会って、多様性も重んじられるから「ルール」が選べるべ、造れるべ。
でも、地方って専従的な人間が尊ばれるから「ルール」が選べないべ。

伝統というラインを重んじる考え方の間は良かったんだけど、
ここに資本主義が介入すると本当に複雑ものになってしまうんだなーと。
とは言えさ、ここの構造改善って実はすごく大変そうだけど可能性があると思うわけなんだけどね。
まー、それは映画に関係ないから、ちょっと置いといて。

物語は、裁判の進行と同時に山田孝之演じる記者側の家族も崩壊していく様も描くべ。
ここで、嫁に「結局は取材を楽しんでるでしょ?」って言われたりととか、
嫁がボケた母親に暴力振るってたってカミングアウトがあったりとかね。
ここはね、このサッパリした感じがいいと思うですよね。正義なんてないんですよね。
これがあるからピエール瀧演じるヤクザの死刑囚の告発も、
認めるけど、犯罪自体は情状酌量の余地ねーぞって立ち位置が映えるしね。
いやー考えさせられる邦画だったと思います。
五十嵐役の小林且弥さんも素晴らしかったべ。盲目的に悪かったべ。

おれ(語尾上げ↗)は、最近暖かくなってきたから
よく三軒茶屋のキャロットタワーの屋上で、
スタバの期間限定発売のフレッシュバナナ&チョコレートクリームフラペチーノ飲みながら
小学生の靴下を頬張ってるんだけど、まわりに高い建物が無いから、
いやー、本当に世田谷区が一望出来るのね。

calot

んで、以外と緑が多いんだなーってことに気付くんだっぺ。
公園や緑道は、もちろんだけど、以外に畑みたいなのがポツポツあることにビックリするべ。

土地が高いと思うんだけんどねー。
どういうことなんだっぺね?
iLLなTokyoなんだもの、土地が狭くてもワンルームマンションおっ立てて、
運用した方が利回り出るべぇ。

ひょっとして、そういうのを頑なに拒否する御老人がいらっしゃるのかなー?
だとしたら、御老人を手玉に取る、いや、御老人の説得に定評のある、ぬらりひょん先輩の出番かな。
んー、いや、あの人、最近は太陽光投資にハマってるから、そんな暇ないか。

え?自分で土地利用を提案してみたらって?

ダメダメ!おれ(語尾上げ↗)は、内気で陽気なノーリスク・ノータリーン。
そんな人様に干渉なんか出来ないよー。
ちょっとだけ靴下を喰わせてもらえればいいんだっぺーよ。

にしても、不思議だなー、大都会に畑があるのって。
あ・・・・もしかして・・・・
土地利用がどうのこうのじゃなくて、土地を掘り起こすことが出来ない理由があるんじゃないべか・・・
例えば、死体が埋まっているとか。

案外、どこでも「凶悪」みたいなことっておきているのかもね。

Page Top