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2014.4.20 「こっこーが語る」
こっこー

目を奪う演技に喝采を「8月の家族たち」


プリント

レフ・トルストイは言った
幸福な家族は、みな同じように似ているが
不幸な家庭は、不幸な様もそれぞれ違うものだ

僕がこの映画を見て思い出したのは
そんな言葉だった

アルコール中毒の父親の失踪をもとに、久々に集まった家族たち
出迎えるは、薬物依存症の母
薬で酩酊した、食えない母が、水面下の様々な不幸を暴き出す…

このなんとも、絶望的なストーリーに観客は飽きもせず、2時間夢中になる

それもそのはず…

薬物依存症の
食えない母親をメリル・ストリープが
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その長女をジュリアロバーツが演じ

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脇を、ユアン・マクレガー、クリス・クーパーなどの豪華キャストが固めている

彼らの、むき出しの感情のぶつけ合いは、どうやったって観客の目を奪う
これは、命そのものの迫力だ!!
 
老いていくと言うことは、孤独を受け入れていく事だと僕は思う
これは、なかなか直視し難い現実だ
しかし、孤独に怯える母と対峙する事で
娘達は”いつか自らを怯えさせる孤独”と対峙する
そしてその日が、さほど遠くない事を知るのだ
この時の、恐怖や葛藤を裸でぶつけ合えるのは家族しかいない
血縁という、無作為で暴力的なこの繋がりは
皮肉にもこんな時に強さを発揮したりする

終始すっぴんの、ジュリア・ロバーツは
プリティウーマンの面影もない

メリル・ストリープも、プラダを着た悪魔で魅せた、華やかさは微塵もない

しかし二人は、時にゾッとするほど美しい
 
そうこれは
戦う人間が時折見せる、生々しい命の美しさである

こちら、4月18日から公開中。是非ご観覧あれー


8月の家族たち予告動画

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